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テニスの主な傷害

テニスの科学

2005/04/04
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筋筋膜性腰痛

<原因>

筋・筋膜、および同部を通る神経の変化に由来する腰痛を筋筋膜性腰痛といいます。

腰には脊柱起立筋という脊柱を支えその運動を行う強大な筋肉であり、腰部では特に発達しています。脊柱起立筋の筋疲労による循環障害や、炎症後の組織の瘢痕化などにより慢性的に発症したものを筋筋膜性腰痛といいます。また筋・筋膜の過伸展や部分断裂を起こしたり、局所の炎症に基づく循環障害を起こして急性に発症した場合はギックリ腰といいます。このページでは慢性の筋筋膜性腰痛について話します。

<症状>

腰部の張り疼痛が主症状です。特に脊柱起立筋の外縁部や臀部、棘突起の外側部などに現れます。また疼痛部に一致して著明な圧痛が現れます。

<対処法>

筋疲労による循環障害が主原因のため、血流を促進させることが一番です。(ストレッチ、マッサージ、温熱療法、鍼灸治療など)

また、スポーツをするときには十分ウォーミングアップクールダウンを行い筋疲労をできるだけ早く解消させることが大事になります。

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