ビタミンとは何か?
まず初めにビタミンと聞いて思い浮かぶのは錠剤だろう。まず当たり前のことだが、ビタミンとは生命に必要なものであり、人の体の機能が正常に働くために欠かせないものである。
しかし、そのほとんどが体内で生産・合成することができない。よってビタミンを自然の食品や、サプリメントによって、摂らなければならないのである。ひとつ注意だが合成されたものでない限りサプリメントも生きている植物や動物から得られた食品である。
→生命を維持していくために自然の食品やサプリメントによりビタミンを摂らなくてはならない。
ビタミンの誤解
ビタミンは食べ物の代わりになりビタミン剤だけを摂っていれば大丈夫と思う人もいるが、それは間違い。ビタミンにはカロリーがなくエネルギー源となるものは何も含まれていない。ビタミン自体は体を作る材料にはならない。
→ビタミン剤だけを摂り、それで大丈夫という考えは大間違いである。
ビタミンの働き
ビタミンは人の体を正常にし、調子を整え高性能で機能するようにする。ビタミンの摂取量はたんぱく質などと比べればごく少量だが、たった一種類のビタミンが欠けても体全体を危険に陥れる可能性がある。
→ビタミンは調子を整える働きがある。
あなたはサプリメントを活用すべき?
現在の食生活の中で一日に必要なビタミンすべてを十分に摂れていると思いますか?お米といえば白米、小麦粉も真っ白に精白されている。この白くする過程に一体どれほどの栄養素を捨てているのだろうか。なんと20数種もの自然な栄養素を捨て去っているのだ。
このような現状、今の食生活だけで必要な栄養素をしっかり摂るのはとても無理がある。サプリメントは摂るべきかという問いに対する答えは明確であろう。
→今の食生活ではサプリメントは必要不可欠
ビタミンとミネラルの相乗効果!
ビタミンは重要なものだが、ミネラルなしでは何も出来ない。吸収されることも、その機能を果たすことも出来ないのだ。ミネラルは体の中で作り出すことが出来ない。ミネラルもしっかりと摂取することが大事になるのだ。
→ビタミンだけでは十分ではない。
今までに発見されているミネラル
カルシウム、塩素、クロム、コバルト、銅、フッ素、ヨウ素、鉄、マグネシウム、マンガン、モリブデン、リン、カリウム、セレン、ナトリウム、硫黄、バナジウム、亜鉛
抗酸化物質?
抗酸化物質(善玉)とは、体を フリーラジカル(悪玉)から守ってくれる物質で酵素、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどがある。体がエネルギーを生み出す過程で毎日フリーラジカルは作られてしまいます。有難くない副産物である。
大気汚染や喫煙、飲酒や高齢、ストレスなどは、更なるフリーラジカルを作り出してしまう。フリーラジカルを抑えるため、食事により摂取される抗酸化物質以外にも、体の中でいろいろな抗酸化物質を作り出している。
よく知られているものにカタラーゼ、コエンザイムQ10などがある。食事からはビタミンA、αカロチン、βカロチン、ビタミンC、E、セレン、亜鉛などの抗酸化物質が摂れる。年をとるにつれてフリーラジカルはどんどん増えていく。
しかし体内で作り出される抗酸化物質の量は減っていってしまう。これが加齢によるガンや心疾患のリスクが高まる一因となっている。したがって豊富に抗酸化物質が含まれている食事を摂る必要がある。
いちょう葉エキス、ブドウ種子エキス、緑茶エキス、イソフラボンなどのサプリメントもオススメである。
→悪玉から守ってくれる物質が抗酸化物質、加齢により減ってしまうので食事によりしっかり摂ろう。
ビタミンに関する驚異的事実
- 一本のタバコは25〜100mgのビタミンCを破壊する。
- 大気が汚れている都会に住んでいる人は、田舎に住んでいる人ほどビタミンDを作り出せない。汚れた大気が太陽の紫外線を吸収してしまうからだ。
- 高齢者の多くは十分なビタミンDを摂れていなく、また日光に当たる機会が少ないためビタミンDが欠如しやすい。
- 毎日カクテルを飲んで「幸福なひと時」を持つことは、体内のビタミンB1、B6、葉酸を激減させることを意味する。
- 女性のほとんどはカルシウムが不足している。
- ビタミンB1は、乗り物酔いを防ぐ作用をする。
- たんぱく質を大量に摂取する場合には、ビタミンB6の摂取量も引き上げなくてはならない。
- アスピリンはビタミンCの排泄度合を3倍にする。
- 人工香味料、着色料、合成調味料、その他の添加物を含む食品を頻繁に食べていると、免疫システムの効率が低下してしまう。
- 生のピーナッツは、たんぱく質の消化を困難にする酵素を含んでいる。
- 過剰なナトリウムを簡単に排泄する方法は、一日にコップ6〜8杯の水を飲むことである。
- ビタミンEを摂ると心臓病のリスクが下がる。